賢治と自然エネルギー
宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」の主人公ゴーシュは壊れた水車小屋に住んでいます。電気があまり普及していなかった大正や昭和の始めの頃は動力源として水車が大活躍していて、小さな川のあちこちにもたくさんの水車がゴットン、ゴットンと回って粉を挽いたり製剤所の鋸(ノコギリ)を回していたわけです。世の中は忙しく変化し大八車は自動車に、水車は火力発電所や原発に取って代わってしまいました。その結果 、地球は温暖化や公害問題で息たえだえの状態です。このままでは人類には未来がありません。解決には自然エネルギーの活用以外に道は無いのです。水車にしても風車にしても賢治の生きた時代に比べると技術は格段と進歩しており性能は良くなっているのですから可能性は十分にありそうです。 人間のエゴだけで狸や兎などの動物達の生きる権利を奪ってはいけないのです。
版画家 佐藤国男
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